謎の剣道ファンタジー『輝蹟の剣』、〈剣道部編〉の公開が完了し、次は続編にあたる〈中国旅情編〉となります。自作の中でもっとも長編です。〈剣道～〉のラストに登場した、影刃族の長・空天盟の招きにより、剣の故郷ともいえる中国雲南省をメインキャラたちが訪れるという、無駄にスケールが大きくなるこの展開、公開にあたって編集し直しているのですが、読み返してこっ恥ずかしくなりました。まあ、広い心で読んでやってください。
〈剣道～〉では不思議アイテムである輝蹟の剣の存在が明かされ、それを扱う剣士たちの集結が常聖学園剣道部の活動と並行して描かれました。部活動の比重が割合として大きいために、ただのファンタジーとはならなかったのですが、〈中国～〉ではファンタジー色が強くなってまいります。登場人物も格段に増え尚且つ、中国人とあってそれっぽい名前をつけていったのですが、各キャラのイメージに合う文字をチョイスして中華風に読んだだけなので、これが本当に彼の地でつけられている名前かどうかはわかりません。ともかく人数が多い上に家族関係もあるので混乱するかも、申し訳ない。主だった家族についてはここで一覧にしておきますね。
〈空一族〉
天盟（影刃族長）ー 天醍（天盟の長男）・伶岺（その妻）ー 香蘭（天醍夫妻の孫）
ー 天撞（天盟の二男）
ー 天稜（天盟の三男）
〈秋一族〉
剛芳（長男）・楊寧（その妻）ー 泰喬（剛芳夫妻の子）
顕篤（二男）・まなみ（その妻）ー 牙門
利悌（三男）・？（その妻、名前決めていませんでした）
メインキャラたちは爆ベイキャラをモデルにしたと説明しましたけれど、彼ら以外はほぼオリジナルです。また、この作品はライトノベルジャンルにカテゴライズしており、BLを前提にしているわけではないのでNL要素も入っています。〈剣道～〉の終盤では秋牙門の許婚とされる華鈴という美少女が登場しましたし（牙門のモデル、レイのお相手としてマオの存在が影響していたのはたしかです）他メンバーに関してもそういう相手が現れますが、古腐（作者）がNLで収まるはずはなく（笑）そっち系を匂わせる描写がそこかしこにあります。カイタカ派なので、主として翔×龍の描写がヤバイです。もっとも、『PROMISEHERO009』は児童文学Ver.とBLVer.がありますけど、輝蹟～もスピンオフでいいからBLVer.をやりたいと思いつつ、結局本文に「匂わせ」をしのばせることで満足してしまった次第。今さらもう書けないよなぁ。
今回も表紙は絵師Sのイラストを流用しました。下記の二人は作中に登場する美形キャラ、麒麟児と旋尾です。オラが描いたキャラをSがキャラデザしてくれた、いわば爆ベイアニメにおける青木先生とngmr先生みたいな関係ですね。麒麟児は「犬夜叉を意識したデザインで（髪と服の色が反対になってる）」とリクしたおぼえがあるな。
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