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オカマ先生と秘密の衣裳部屋 解説

 今回は名探偵・天総一朗の「宝石名シリーズ」とは別のシリーズの作品を公開します。タイトルは『オカマ先生と秘密の衣裳部屋』、ハリー・〇ッターのパクリだとすぐにわかりますね。

 シリーズ名は「准教授の事件簿シリーズ」、あまりにもありきたりなので(仮)をつけたい、いや、つけます(笑)。総一朗が創と出会う前、つまり、神明大の教授として赴任する以前の大学で、准教授として勤務していた頃に遭遇した事件を解決、名探偵としてデビューした時の話というわけですね。で、当時の研究室の教え子である尚人が初代ワトソンを務めています。彼はこの時のワトソン経験がきっかけで警察官への道を歩むようになった、そんな後付けサクサクな設定も。

 さて、本作は「准教授シリーズ」のうちの一編、なんですが、その当時(准教授時代)の話を考えるよりも「現在の総一朗(教授)と尚人(刑事)のコンビで解決する事件」を先に創作してしまった、それが今回の『~秘密の衣裳部屋』というわけです。要は『オカマ先生と賢者の石(仮)』が存在するはずなんですが、そいつを書かずに、先に『秘密の部屋』を書いたという次第。適当だな。

 そもそもはミステリの短編での新人賞に応募するために書いたもので、事件の現場は神奈川県内なので尚人の出番というわけですが、総一朗は学会へ出席するために北海道にいる、そこから電話でのやり取りで事件を解決する安楽椅子探偵の形をとっています。真冬の話なので、時系列としては前回公開した『パール』の少しあとの事件ですかね。またいつかは『賢者の石(仮)』を書きたいんですけど、どれもが中途半端だわ。

 

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