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オリジナル小説を公開するブログです

サファイアの憂鬱 解説

 オリジナルのミステリ小説、第二弾は『サファイアの憂鬱』です。

kyoshirou2021.hatenablog.com

☝この記事に記した「ワシのミステリには探偵と助手が確立したシリーズがある」というのが、今回から公開する『サファイアの憂鬱』に始まるシリーズです。エラリー・クイーンや敬愛する有栖川先生の「国名シリーズ」のように、タイトルには宝石の名前を入れた「宝石名シリーズ」にしました。

 サブブログ1で現在公開中のオリジナルBL小説『テンシの誘惑』に登場する新入社員の加瀬創と、お相手の開発部課長、天総一朗。そもそもは愛着のある二人のキャラをBL小説以外でも活躍させたいと考え、自作のミステリ小説の探偵と助手にしようと思いついたわけでして、彼らを探偵役に据えたストーリーに着手し、幾つかのミステリ新人賞に応募したという次第です。

 まあ、BLよりはるかにハードルの高いミステリ新人賞ですから、入賞どころか一次も通るとは思っていませんでしたけど、それでも短編長編合わせて四作完成したのかな。執筆が途中になっているものや、原案だけで書いてはいないものも合わせるとそこそこの数になるのですが、今回『テンシ~』を公開したことで二人のキャラが公(笑)になり、ミステリの方も公開してもいいかなと。

 名探偵・天総一朗の鮮烈デビュー(笑)というわけですが、彼の職業は開発部課長から大学教授へ、また、加瀬創は新入社員から大学生に転身。総一朗の研究室の学生という設定で、第一作目は研究室のゼミ旅行に向かう二人がとある別荘で事件に巻き込まれるというストーリーです。十五年近く前の作品なので、携帯電話(スマホではない)等の描き方や、大学三年生である創の様子(インターンシップなどは一般的でなかった御時世、就活関連のネタにも触れていない)も現代とはかなり違うことを御了承ください。

 また、BLでの二人とミステリでの二人は「似て非なるもの」ですので(笑)同時に読み進めていると混乱するやもしれません。片方ずつの方がいいかも。

 

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